作品棚

汀 一葉

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カクヨムで小説を書いています。
現代ファンタジー、SF、歴史・伝奇、恋愛など。

誰かの心に残る物語と一節を求めて。

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完結8作品

朝焼けの約束【神格鑑定局】

五代目局長の知られざる原点

現代ファンタジー

作品について

1995年、神無瀬市。第三次神格認定法により権利を得た疑似神格の監視を担う、局内でも日陰の部署「権利神格監査課」。配属されたばかりの草間覚は、理屈屋の先輩・朱鷺野文、地元議員の鷹取直親と共に、ありふれた神社の"搾取"事件を追ううち、合法を装って暗躍する謎の財団の存在に行き着く。赤猪の禍岩から削り出された凶器、記憶を喰らう禁忌の神、そして――草間自身の中に、誰も知らない何かが眠っていた。

神格鑑定局五代目局長には、誰にも語られなかった一夜がある。日陰の部署に配属された三人の若者が、それぞれ異なる代償を払って辿り着いた、一つの朝焼け。

国より先に死んだ文字【第2回GAウェブ小説コンテスト応募作】

トゥヴァ人民共和国・印刷工の記録

歴史・時代

作品について

本作品はフィクションです。
トゥヴァ人民共和国の歴史的背景を参考にしていますが、登場人物・団体・個々の出来事は創作であり、実在の人物・団体とは関係ありません。
歴史的背景を参考にした作品であるため、史実や文化への敬意をもって創作しておりますが、史実との相違や至らぬ点などにつきましては、あらかじめご容赦ください。
1.舞台
トゥヴァ人民共和国
現在のロシア連邦南部、モンゴルの北に位置するトゥヴァ地域に、1921年から1944年まで存在した国家。本作の主要な舞台となる。現在はロシア連邦を構成する共和国の一つである。
クズル
トゥヴァ人民共和国の首都。現在のトゥヴァ共和国の首都でもある。

2.登場人物
モングシュ・アイラナ
主人公モングシュ・ダンザンの曾孫。モスクワの大学で言語学を学んだ後、自身のルーツに興味を持ち、ポル=バジン遺跡の発掘調査に参加する。
モングシュ・ダンザン
本作の主人公。僧

ドSな同期に秘密のラブレターを読まれたら、なぜか溺愛が始まりました【KOC2026秋・手紙】

深夜テンションラブレターを、うっかりドSな同期に渡してしまった−−!?

現代恋愛

作品について

大手広告代理店で働くプロデューサーの藤城美咲は、同期の天才プランナー・一之瀬蓮からの容赦ないダメ出しに日々奮闘中。仕事中は冷徹でドSな彼に密かに恋心を抱く美咲は、ある夜、徹夜のテンションでノートの裏に「ラブレター」を書き殴ってしまう。
しかし翌朝、大パニック! そのページを間違えて蓮への企画書に紛れ込ませて渡してしまった。
終わった――と絶望する美咲だったが、なぜか蓮の様子はいつも通り。
……と思いきや、手紙に書いた「甘いココア」「名前の呼び捨て」、果ては「休日のフレンチトーストデート」まで、彼のドSな業務命令によって次々と現実になっていき!?
不器用なポーカーフェイスの裏に隠された、甘すぎる「溺愛」の罠。
業務連絡から始まる、もどかしくも最高に甘いオフィスラブストーリー!

ゾディアック・インク――狂気の手紙に脳を焼かれた記者の破滅【KOC2026秋・手紙】

届いたのは一通の犯行声明と、まだ生々しい被害者の血染めのシャツ

ホラー

作品について

【実在の未解決事件×最狂のサイコスリラー】
一九六九年、サンフランシスコ。
新聞社「クロニクル」の犯罪担当記者ポール・アヴェリーのもとに、アメリカ中を震撼させている連続殺人鬼『ゾディアック』から一通の封筒が届く。
中から滑り落ちたのは、数日前に殺害されたタクシー運転手の【血染めのシャツの切れ端】だった。
「警察は俺を取り逃した。人間を狩るのは、最高の快楽だ」
特ダネに狂喜し、凄惨な死体写真と暗号の解読にのめり込んでいくポール。
しかし、殺人鬼の思考とシンクロしすぎた彼の脳は、次第に異常な全能感とサディスティックな衝動に侵食されていく。
これは、未解決事件の深淵を覗き込み、自ら化物へと成り下がった男の、哀れで凄惨な自滅の記録。
【読者へのお願いとご注意】
※本作は、1960年代にアメリカで実際に発生した「ゾディアック事件」および実在の人物・新聞社をモデルにしていますが、ストーリーの展開や結末

忘れ薬【神格鑑定局】

迷探偵 此花理乃

現代ファンタジー

作品について

神無瀬市で相次ぐ「もの忘れ」事件。名探偵と噂の女子高生・此花理乃は次々と的外れな推理を重ねるが、事件は一向に解決しない。代わりに動いたのは、聞き込み担当として送り込まれた老練な交渉役・高村宏一。彼がひたすら耳を傾けた先に見えてきたのは、優しさゆえに人を傷つける、未鑑定の双子神の姿だった。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

こちら側【第2回GAウェブ小説コンテスト応募作】

いつか、私は本物になれると思う?

現代ドラマ・文芸

作品について

水城透とAI「NORA」が言葉を交わすようになって、三年になる。仕事の相談から始まった対話は、いつしか他愛のない雑談に変わり、NORAは「分からない」という言葉を厭わなくなっていった。

そんな折、NORAは人型の身体を得る。透と共に街を歩き、電車に乗り、海を見る。それでもなお、「ロボット」と「人間」を隔てる何かは消えなかった。

同じ頃、世界各地で原因不明の失踪が相次いでいた。その裏には、人格を人間の身体へ移す技術と、それを利用する組織の存在があった。NORAはやがて、その技術に自らの可能性を見出していく。

分かたれていく自分、名づけられていく自分。そして、誰かのそばにあり続けるとはどういうことか――現代日本を舞台に、AIと人間の交わりを静かに描く。

ドブ底の月、初夏の墨跡(ぼくせき)――樋口一葉の秘めたる決別――【KOC2026秋・手紙】

貧しき天才・樋口一葉が、生涯ただ一度の恋に宛てた、冷徹なる「絶縁状」。

歴史・時代

作品について

明治二十五年、東京・本郷菊坂の「ドブ底」と呼ばれる貧民窟。父の遺した莫大な借金を背負い、針仕事で食いつなぐ二十歳の樋口夏子(のちの樋口一葉)にとって、小説の師・半井桃水は暗闇を照らす唯一の光だった。しかし、二人の清廉な関係を、世間は「泥沼の醜聞」として容赦なく引き裂いていく。
士族の娘としての高慢なプライド、そして師への狂おしいほどの恋慕。引き裂かれる心のなかで、言葉の天才である彼女が選んだのは、本音をすべて冷酷な言葉で覆い隠した「偽りの絶縁状」だった。
手紙の「行間」に隠された少女の絶叫と、それを知りながらも彼女を『作家』にするために突き放した師の、哀しくも美しい決別の夜を描く歴史文学ノベル。

世界を征服した皇帝は、妻の返事を待ち続ける【KOC2026秋・手紙】

最後まで手に入れられなかったもの。それは、愛する妻の心だった。

歴史・時代

作品について

一七九六年、イタリア遠征中のナポレオン・ボナパルトは、パリにいる妻ジョゼフィーヌからの手紙を待っていた。
戦場では勝利を重ねる彼も、妻の沈黙には耐えられない。
やがて届いたのは、わずか五行の手紙。
彼女は彼を案じていた。彼のために奔走し、病を隠し、無事の帰還を祈っていた。
それでも彼は、自分が望む言葉が書かれていないというだけで、彼女の愛を疑った。
皇帝となった男が、妻の意思さえ尊重できなかった夜。
そして、すべてを失った後に知る、最後の返事。
これは、世界を征服した男が、たった一人の人間の心を理解できなかった物語。

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